箱根旅行の帰りに、箱根湯本で待ち時間ができることってありませんか?
渋滞に巻き込まれてロマンスカーに乗り遅れたら大変だから、早めに箱根湯本に到着するようにして、お土産屋さんをのぞいたり、電車の中で食べる駅弁を選んで時間をつぶすことが多いように思います。
でも、子どもがいると「お土産屋さんをのぞく」って意外と難しい。お店をまわるのに疲れてぐずったり、おもちゃが欲しくなってぐずったり……。
箱根フリーパスがあるなら、30分で行って帰ってこられるこんなアクティビティはいかがでしょうか。
箱根登山鉄道で1駅「塔ノ沢」駅へ行ってみて
箱根湯本駅から下り(強羅方面)の箱根登山鉄道にのって、1駅3分で到着するのが「塔ノ沢」駅です。
駅から出ずに、ホーム直結の神社をお参り!
箱根登山鉄道から下車したら、駅を出ずに歩道橋を上って反対側(上り箱根湯本方面)のホームへ。ホームから直接お参りできる小さな神社があります。それが、「深沢銭洗弁財天」。
「銭洗弁天(ぜにあらいべんてん)」ってなに?
「銭洗弁天」といえば、鎌倉が有名でしょうか。七福神の一人でもある弁財天(べんざいてん)は金運アップの神様です。銭洗弁天でお金を洗うと福銭になって、使うと倍になって戻ってくるといわれます。
お金を洗って使うと、かえってくるかも!?
塔ノ沢駅の銭洗弁天にも、大きなカエルの石像のそばにお金を洗う場所がありますよ!
ざるにお金を入れてじゃぶじゃぶ洗えば、使ったお金がかえってくるかも。
わたしはリターンが大きくなるようにと、高額紙幣を洗いましたが(笑)
小銭ならハンカチでさっと水気を拭き取れるので便利です。子どものお小遣いで体験しても楽しそう。
時刻表を確認してから、お出かけください
時間帯にもよりますが、箱根登山鉄道は1時間に3~4本、15~30分間隔で運行しています。タイミングがよければ、さくっとお参りして30~40分で帰ってこれます。
でも、帰りの電車に乗り遅れたら大変なので、時刻表を確認して、時間に余裕を持って出かけてくださいね。
箱根登山鉄道にもっと乗りたい!
箱根の巡りかたはいろいろですが、公共交通機関で巡る場合はロマンスカーで箱根湯本に到着したら、箱根登山鉄道に乗り換えて強羅まで行き、そこからケーブルカーで早雲山へ行ってロープウェーに乗り変えて、大涌谷で途中下車しつつ桃源台へ。海賊船に乗って、箱根港または元箱根港からバスで箱根湯本に戻ってくる……というのが王道かなと思います。
乗り物好きの子どもは、「帰る前にもう一度箱根登山鉄道に乗りたい!」と思っていたみたい。ちょっとレトロな雰囲気の古い車両に乗りたかったそう。
塔ノ沢までは片道3分、往復でも6分しか乗車時間がないものの、子どもは「箱根登山鉄道にもっと乗りたかったんだ!」と喜んでいました。
箱根フリーパスがあれば無料で行って帰ってこられるので、空き時間のちょっとしたアクティビティにおすすめです。