暮らしのメモ

娘が思春期を迎えたら

小さな子の育児ネタやハウツーってたくさんあるけれど、思春期のそれって意外と少なくないですか?

覚書き、箇条書きですが記しておきたいと思います。わが家ですでに思春期を迎えている子どもは娘なので、娘編。できれば、息子が大きくなったら、このあたりのことは夫に期待したいところです…。

で、思春期というよりは、第二次性徴期の一歩前から。娘の場合、それは小5の半ば頃にはじまりました。

初潮のこと

小学校高学年のとき学校の保健体育の時間に男女の体の仕組みについて聞きましたよね。これは今もおんなじ。娘のときは花王さんの提供でナプキンのサンプルももらって帰ってきました。そのとき女性の先生が「そろそろカバンに一つ入れておきなさいね」とアドバイスしてくれたそうです。そういう具体的なアドバイス、ありがたいなって思いました。確かにそうだよね!って。

でも、男性の先生がするとセクハラにもなっちゃいかねなくて、非常に難しい。だから、「学校で教わってくるからOK」ではなくて、できれば家庭でのフォローはあったほうがいいよね、と個人的には思っています。

わたし自身の母が、このあたりとても無頓着で苦労したせいもあるかも^^;

男女の体の仕組みとか、初潮(初めての月経・生理)の話は聞いたけれど、具体的にじゃあどうするの?っていうのを教えておきたいところ。何より、親子で話題にしておくことで、いつでも相談していいんだよ、という雰囲気をつくることができたらいいなと思うんですよね。

何を話す?

学校で話を聞いてきたタイミングで、私が娘に話したことは、だいたいこんな内容だったと思います。

  • ナプキンの使い方と種類(わが家の置き場所はここ、もし気になるならおりものシートがあるよ)
  • お腹が痛くなったりするかもしれない(自分で鎮痛剤を買って飲んだりせず相談してね)
  • 学校で困ったときは先生に相談すること(恥ずかしいことではないしがまんしすぎないように)

いつ話す?

このタイミング、難しいですよね。学校で話を聞いてきたのは5年生で、わが家ではそのタイミングでしたが、それは子どもの体の発達がまだまだだったから。やはり、学校で基礎知識を得てくると、親はフォローがしやすいです。ただし、もし発達の早いお子さんであれば、3年生でも4年生でも、親がその基礎知識の部分から話しておいてあげたほうが安心かなと思います。

下着選び

5年生くらいになると、女の子の下着に変化が。胸の部分が2重になっているタンクトップやキャミソールを選ぶ子が出てきます。カップは入っていないので、見た目はごく普通のキャミソール。気持ちトップが目立つのを抑えてくれるのかなというものです。

これは、胸がふっくらしてきてから使ってももちろんOKだけど、私は胸の変化はまだでも、高学年になったら買い替えのタイミングでシフトしておくのがいいのかなと思いました。子どもはこの時期、親よりも早く自分の体の変化に気がついて悩み出すこともあったりします。タンクトップやキャミソールって買ったら1~2年使えるものだし、備えあれば憂いなしみたいな感じで。

Step1 2重キャミ



2重キャミにも真っ白いもの、かわいらしい色柄のものいろいろあるので、最初は今までの下着から違和感なくシフトできるようなものを選んであげるといのかな?と思います。あとは、周りを気にして同じものを選びたいという子もいると思うので、できれば自分で選ばせるといいのかもしれません。

わたしは、今はこんなにかわいい下着があるんだ!と好みでチョイスしてしまい、娘に嫌がられた苦い記憶が…。白×ブルーのストライプ&レースなんて大人からしたら極めておとなしい組み合わせでも、子どもには大人っぽすぎて抵抗があったりするみたいです。

Step2 スポーツブラ・カップ付きインナー



胸がはっきり大きくなったら、スポーツブラやカップ付きインナーにステップアップ。だと思うのですが…わが家では、ここでちょっと意外だったことが!

わが家の娘、かなり胸が大きくなってからも、ずっとこういうソフトなカップなしのスポーツブラを使っています。どうやら、カップ付きだと胸が目立つのがイヤなよう。サイズ的にはもういろいろかわいらしいデザインの下着を選べるのに、極シンプルな白いスポーツブラオンリー。これは、透けるのを気にしているみたいです。

ということでデリケートな思春期のインナー選びは本人と一緒が一番!サイズもざっくりですがありますしね。

お店でサイズを測ってもらうのを恥ずかしがるかもしれないので、自宅でさっとアンダーとトップを計っておくといいかも。キャミの上からでも!

サイズ的には、大人用でもいいけれど…

ちなみに、身長145~くらいになると大人用のXSサイズも着られるようになります。ユニクロやGUのカップ付きインナーでいいんじゃない?と思って1~2着買ってみたんですが、イヤとは言わないけれどあまり着ていないみたい。カップのボリューム感が、ティーン用の下着とは違うんですね。おそらく。(もちろんお子さんにもよると思います)

サイズが合えばOKってもんでもなく下着にもアイデンティティが現れるというか、その時の本人の気持ちにしっくりくるものを選ぶという意味でも、ティーンにはティーン用を選ぶ、これ大事なのかな、と最近思っています。

お洗濯のこと

夜、お風呂に入るために服を脱ぐときに、下着のクロッチ部分をさっと自分で洗ってから洗濯機に入れなさい、と伝えたのもこの頃(小5~6年生ころ)。
このときに、おりものがあるのは自然なことだよ、もうすぐ生理がはじまるのかもしれないね…なんて話もしました。

生理がはじまってからはどうしても下着を汚してしまうことがありますが、そういうとき娘も戸惑わずに済み、伝えておいてとてもよかったです。うちの娘はほんとーにズボラな汚女子なんですが、これだけは毎日きちんと続けているみたい。

この時ついでに靴下の下洗いもしてね、って言っておけばよかったな…。(今となっては聞きません)

ムダ毛処理

ひざ下のムダ毛を処理したい…と言い出したのも小学校高学年になってから。まっくろに日焼けしているせいもあり、大人の目にはまだまだ、ぜんぜん処理が必要とは思えないくらいの量・濃さでしたが。そう言い聞かせても、本人はそうは思わないという不満げな様子がありありと。

長年ムダ毛の自己処理に苦労してきたわたし(経済的理由で、40代まで脱毛は未経験)。娘の気持ちも分かるんです!
「勝手に自己処理はしないように。そのかわり、ひざ下とわきは時期を見て、脱毛サロンに連れていってあげる」と約束しました。(我ながら、太っ腹!)

…が結局、中学に入って夏にはプールの授業がある、その前にワキをどうしようとなり、迷いながらもレディシェーバーを買ってあげました。結局ひざ下にも時々使っているみたいです。


今、子どものサロン脱毛が増えているらしいですね。
ほんとうに自己処理の苦労を思うと、もう最初から脱毛してしまえ!と思う気持ちわかります。子どもの脱毛については引き続き調査中。